鷲ぬ鳥節 の 解説
私は趣味として三線をやっていますが、一言で三線と言いましても、沖縄本島、宮古島周辺、石垣島を中心とする八重山、と3つに分かれます。
私は、私の師匠が、八重山の三線を専門とされている方なので、自然と、八重山古典民謡を多く練習するようになりました。
ただ今、ご紹介する、「鷲ぬ鳥節」は、代表的な八重山古典民謡のひとつで、おめでたい曲でありまして、八重山では、宴会の座開きの曲とされています。つまり、宴会の始まりの時によく唄われます。
歌詞の意味は、大きな番(つがい)の鷲が、大きなあこうの木に止り、5つの巣を作り、7つの卵を産みました。
そこで、7匹のヒナを孵して、子供達を成長させ、大きく立派に成長した子供達が、あるお正月の朝に、朝日に向かって勇壮に羽ばたいて行った、という唄です。
勇壮で縁起の良い唄なので、結婚式や卒業式など、巣立ちのときにもよく唄われています。
(と、宴会で唄う前にはこのようにチャッチャッと紹介して、唄い始めたいものだといつも思っている)
カンムリワシ
新趣向として、私の取り組んでいる、八重山古典民謡の唄をイメージとして著し、そして、その簡単な解説を加えていこうと思います。
調度、宴会で、三線を披露するとき等に、曲の紹介を簡単にするのですが、そのようなボリュームで紹介したいと思います。
平成20年6月 某コンクール受験時 唄が今と違うので、自分では、絶対に聴かないようにしているが、一応、紹介として出した。
唄が違う、と書いたが、この唄が間違っている訳ではない。ただ、今、所属している保存会の唄い方と違うので、自分の中で混線したら困るので、聴かないようにしているのである。
なかなか、唄と言うものも厳しいものなのである。
習い始めたころの演奏 習い始めて1ヶ月半くらいのころ
(平成19年8月3日)
平成24年11月13日の演奏 鷲ぬ鳥節1−3番