画題:サトウキビ畑の中を走る軽便鉄道列車

沖縄県営軽便鉄道

 大正3年 開通.

 那覇ー糸満 間  那覇ー与那原間  那覇ー嘉手納間 を走っていた.

 第2次大戦の沖縄戦で米軍の攻撃で破壊され,その歴史を閉じた.

【コメント】

 軽便鉄道の資料が極端に少なく本当に苦労します。

 このような絵もほとんどありません。

 イラスト集があり,購入しましたが,私の知る限りそれだけです

 鉄道模型も殆どありません.というかまったくないです.

 戦前の白黒写真が数枚のみ、といったところが現実です。

 本を読むと,軽便鉄道節 という歌が残っているのがせめてもの救い,と書かれていました.

 沖縄の人で軽便鉄道の写真を持っている人がいたらかなり貴重な物品です。

 故に,このような絵でも,冗談ではなくかなり希少性はあります。

 軽便鉄道節(作詞:徳田安周、作曲:三田真一)

【1番歌詞】

軽便汽車乗てぃ まーかいが
那覇の市ぐわぬ 樽皮屋
買てぃ戻やい 砂糖代
だてーん儲きてぃ 家ふちゅん
シタイ! あひ小 ちばりよー
鳴ゆる汽笛ん
アフィー! アフィー!

 
【2番歌詞】

軽便汽車乗てぃ まーかいが
那覇いっぺー とぅんみぐるー
桃売あん小ぬ志情や
機関車やかん てーちかてぃ
さーれー三貫 まんぶりー
鳴ゆる汽笛ん
アフィー! アフィー!

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