蠅太郎まんが美術館  掲示板をどうするか

 最近,このブログも白熱した議論が続くのは,管理人として大変有り難いのですが,ちょっと炎上気味になってきて,管理人に対策を求める声も多くなってきて,私,はえたろう,管理人として,どうしたらよいのか,連日いろいろと思案しておりました.

 やっと考えがまとまりましたので,ご提案したいと思います.

 このようなブログに対して,色々な意見があって然るべきだと思うのです.

 そこには厳しい反対意見もあるし,時として首をかしげたくなるものもあると思うんです.

 まあ,厳しい意見を述べられる急先鋒のような方も出てくる.

 ただ,目下の所の急先鋒の方の意見にも理屈はあると思うんです.というか,我々,医師団の意見とはかなり異なりますが,議員や政府部内,厚生官僚にこのような意見を持っている人というのは実際に意外と多いようです.それも我々医師団にとって厳しい現実なのです.

 我々はその現実をある意味,直視する必要はあると思うのです.出入り禁止にしてり,削除する事もありですが,当ホームページにとってもっともよい方法はどうか,いろいろ考えておりました.

 ちょっと話は戻りますが,議員や政府部内,厚生官僚,彼らも根は悪い人ではないと思うのですが,いかんせん,仕事柄,色々な駆け引きをしたり,貸し借りを作ったりしている.

 医療の現場の状況を考えると,このホームページの主張が正当なものであろうと私は信じているのですが,それにそって彼らがものを考え政策を立案するという段階になると,もうこれは反射的に自分たちの利権と国民医療を秤にかけてしまう.

 結果としてできているものは奇天烈なものになる.それが近年,座視出来ないほど次から次へと起こっていて,目に見えて日本の医療を崩壊させている.

 後期高齢者医療制度,臨床研修医制度,今,議論されている,事故調もそうです.

 我々が生きていく上で,それを正していかなくてはならない.それには声を挙げなくてはいけないし,まず,そのためには,知らなくてはいけないのです.つまり,「世直し」です.

 このホームページは小さなホームページですが,私の考えを皆様方と共有できれば,そして,小さな声が集まり,大きな川となり,世直しの原動力になれば・・とまで思い,始めました.今もその思いは変わりません.

 しかしですよ・・・「世直し」など大きな事はちょっと横に置いておいて,実際には,この蝿太郎のマンガホームページを,ちょっとした仕事の合間や終わった後に,気楽にご覧になり,気楽な気持ちで皆の意見を読み,何となく自分らと同じような意見があるのを見て,ちょっぴり安心して,ほっとしたい,そのような方々も多いのです,というより大多数ではないでしょうか.

 いや,私自身も「世直し」なんか大それたことなど自分の性に合わない事は知っているのですよ.そうではなくて,自分でなんとなく好きでマンガを描き,それを皆様に見て頂き,喜んで頂いたり,大方私の意見に同調して下さる方々の意見をみて,ちょっと一息つきたいのですよ.私にとって一服の清涼剤であるのです.

 また,反対意見も「辛子」や「コショウ」のように心にピリッと効いて時として良いものです.

 もっと考えると,このようなブログというものは,本来,仲間内のおしゃべりのようなもので,仲のよい同じような意見を持つ者が集まり,談笑する,というものなのかもしれません.実際にそのように我々顔を合わせて雑談するときには,あまりにも意見の違う人,考えの違う人は入れないものです.

 とは言うものの,このようなホームページやブログは無限に公開されているものですから,いろいろな人が見て,いろいろな意見を言っていく事がある.

 時として,ほのぼのとした井戸端会議的な談笑に,突然に緊張が走り,緊張が緊張を呼び,ケンケンとした論争になる事もある.また,それを好む人もいれば,それを好まない人もいる.これも事実.このような事態を「炎上」と言うようですね.

 このブログ,ホームページも,はえたろう に同調する人が気軽に意見を述べているところに,突如として厳しい反対意見が出てくる.そこに緊張が走る.その反対意見に対して反対意見が述べられ,そしてそれをまた,意見を述べられる.論争となる.

 私自身は個人的には,それもありかな,と思っていたわけです.が,このままでは何かが変だ,何かがおかしいとも遅まきながら思い始めました.

 詰まるところ先に述べた,私自身も含めて,井戸の周り,あるいはストーブの周りでほっと一息つきたい人はどうするのだ.どこに行けばよいのだということになるのです.

 しかし,同時に,私も意見するからには「反対意見」というものも存在するだろうし,それも覚悟しなくてはいけない.少なくても私はそれを忌避してはいけない,と思っているわけです.では,どうすればよいのか.

 例えば昔の教室を考えてみることにしましょう.

 ストーブの周りでにこやかに談笑している生徒たちがいると思えば,廊下に出てケンカをしている人もいる.

 まさにこれです.これを当ブログでも実践するとよいということに気が付きました.

 だから,蝿太郎まんが美術館では,これからご意見用のブログを2つご用意致します.

 一つは,蠅太郎の意見に近い人が意見を述べられるためのどちらかという

とほのぼのした意見を集めたブログをお作りします.従来のブログをこれと致します.(こちらクリック

 同時に,もう一つ,論争用のブログを作ります.そこに,反対意見を述べられる方は大いに述べて頂く.そして,その意見に反対する人が意見を述べて頂き,論じ合っていただく.緊張度の高いブログを新しく作りました.(こちらをクリック

 ご意見をされる場合には,自分の意見の内容に合わせて,どちらかのブログを選び,そこでご意見を述べて頂く.

 管理人の方でも,この意見は2つの内の別なブログの方がよいかな,と思ったら,適切なブログに移動致します.

 そのような方向で運営していきます.

 


 おそらく,これは新しいやり方だと思うのですが,我々人類はブログやホームページを扱うようになったばかりです.いろいろなやり方が発案され,本当に便利で使い易いものになっていくでしょう.これはその先駆的な試みになるかも知れません.

 

 今後とも,蝿太郎まんが美術館 に変わらぬご愛好のほどお願い致します.

(平成20年5月17日 はえたろう)

 

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