やはりTPPで出て来た、混合診療解禁

やはり、政府は隠していたんですね。

あと、どのくらい大事なことを隠しているのですか? 

信用をもう失っています。

ここ2−3日の間に出て来たこと:

1)APECで交渉参加を表明しても、交渉に参加出来るのは、最速で3ヶ月後。早めに参加して早めに交渉と言っていた人の理屈は潰れた。 そのように言っていた人は、信用に値しない人。

2)米国の文書に、混合診療解禁を求める とあるそうです。厚生労働省、政府は、このことも分かっていて隠していたんですね。 もはや、政府は推進派の人の言うことは信用出来ませんね。

3)厚生労働大臣の小宮山洋子氏は、本来なら、混合診療解禁を阻止し、国民皆保険を守る立場にある人なのだが、この人がこのような大事な文書を隠し、しかも、TPPに賛成だと言う。

 この人は、混合診療解禁の意味をきっと理解していないのだろうと思う。

 民主の大臣というか議員は、本当に、政治に暗い人が多くて困る。これでは、政治家ができるのかい?

<TPP>「混合診療」議論の可能性 民主慎重派が不満

毎日新聞 11月7日(月)21時16分配信

 民主党の経済連携プロジェクトチーム(PT)は7日の役員会で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加問題に関し、8日の役員会で政府への提言案を作成し、9日の総会に示す方針を決めた。ただ、役員会に先立って開かれた7日のPTの総会では、保険診療と保険外診療を併用する「混合診療」の全面解禁がTPPで取り上げられる可能性を政府側が初めて認め、「国民皆保険制度の崩壊」を懸念する慎重派の抵抗が一層強まりそうだ。

 PT総会では、これまでの疑問に回答する文書を政府側が配布。混合診療に関し「議論される可能性は排除されない」と説明した。日本医師会は従来、混合診療解禁で公的医療保険制度が崩れるとして反対しているが、「仮に議論されても、国民皆保険制度を維持し、必要な医療を確保する姿勢に変わりない」と慎重派に配慮した。また、文書は公共事業で国や自治体が示す入札公告に関し「英語での作成を求められる可能性がある」とした。

 政府・民主党執行部は9日の提言を受け、10日にも野田佳彦首相が記者会見して交渉参加方針を発表する段取りを想定しているが、慎重派の抵抗は根強い。7日の総会でも政府の情報開示への不満が相次いだ。

 一方、慎重派の超党派議員約150人が7日、国会内に集まり、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で首相が交渉参加を表明することに反対する決議をした。民主党の山田正彦前農相、国民新党の亀井静香代表、自民党の加藤紘一元幹事長らが出席し、交渉参加を主張するみんなの党を除く各党議員が集まった。亀井氏は8日に野田首相と会談するとした上で、「細川(護熙)さんの亡霊が今(野田政権を)覆っている。(コメ市場を開放した)ウルグアイ・ラウンドと国民福祉税で細川政権があっという間に消えた。(交渉参加を表明したら)この(野田)政権もあっという間に倒れる」と訴えた。【葛西大博、青木純】

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