レセプト（診療報酬明細書）は，今まで紙に書いて出していたが，政府はしきりに電子情報で出すようにと言いだした．

　そして，そのことが，平成21年までに完全実施すると国会で決定された．

　ネットでレセプトを提出するということは，一番問題になるのはセキュリティー．本当に大丈夫か？　

　次に，その様な設備には金がかかるが，そのお金をどうするか．普通であれば，このようなことを国が国民にやれと言うならば
お金を出すものだが，このオンライン化に関するお金を出すつもりはないらしい．まことに理不尽きわまりない．

　隣の韓国でこのレセプトオンライン化を行っており，今回のはそれを参考にしたそうであるが，韓国では政府が医療機関に，新規の機械の代金，専用回線を開設するのにかかる費用，新規に必要なソフト代を支払ったそうだ．